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DNSのレコードとは

DNSのレコードとは

DNSレコードとは、前項で解説したゾーンの詳細なデータの単位を「レコード」と呼び主に下表のような種類があります。レコードは、ドメイン名とIPアドレスの対応だけの情報だけでなく、ドメイン名のエイリアス(別名)など様々な情報を扱います。

レコード種別 意味 DNS定義ファイルなどでの定義例
SOA ゾーン(ドメイン)情報を記載します。以下のようなデータを保持します。

  • ドメインのDNSサーバ名・ドメイン管理者のメール・アドレス
  • シリアル番号―ゾーン転送時に情報が更新されているかどうか判断に用いられます。数値が大きくなっていれば更新済みという意味です。番号は任意ですが、管理しやすいように通常は「年月日+連番」などの書式が多く用いられています。
  • 更新間隔(refresh)―このゾーン情報のゾーン転送間隔時間を秒で指定します。
  • 転送再試行時間(retry)―ゾーン転送に失敗した場合の再試行までの猶予時間を秒で指定します。
  • レコード有効時間(expire)―ゾーン情報を最新と確認できない場合の有効時間を秒で指定します。
  • キャッシュ有効時間(TTL)―このゾーン情報をキャッシュする場合の有効時間を秒で指定します。
@ IN SOA dns.example.com.
root.example.com.
(2001112701 10800 3600 604800 86400)

(シリアル番号/refresh/retry/expire/TTL)

NS ドメインのDNSサーバ名を指定します。 (ドメイン名) IN NS
dns.sub.example.com.
A ホストのIPアドレス www IN A 192.168.1.10
AAAA ホストのIPv6アドレス www IN AAAA fd00::1
PTR IPアドレスに対するドメイン名 192.168.1.10 IN PTR
www.example.com.
CNAME ドメイン名のエイリアス(別名) www IN CNAME
backup1.example.com.
MX ドメインのメール・サーバ名 (ドメイン名) IN MX 10
mail.example.com.
TXT ホストへのテキスト情報 www IN TXT "Please Dont Touch Me"

本サービスでは、設定できるレコードの種類に制限がございます。