SNI-SSL提供開始に伴う仕様変更について
更新日:2019.06.11
平素は「マネージドサーバ」をご利用いただきまして、誠に有難うございます。
マネージドサーバのSSLは1つのSSLサイトに1つのグローバルIPアドレスを利用するIPアドレスベースのSSLにてご提供しております。
この度、マネージドサーバではIPv4アドレス枯渇問題を受け、httpsなどの暗号化通信におけるSSLの提供方式におきまして
IPアドレスを新たに消費しないSNI(Server Name Indication)方式を導入することとなりました。
2019年7月11日以降のSSLの申し込みにつきましては、以下の通りSNI-SSLでのご提供とさせていだきます。
すでにSSLをご利用中のSSLの更新はIPアドレスベースにて更新いたします。
1.提供開始日
2019年7月11日(木)
2.提供内容
SSL設定方式のSNI方式への変更
3.提供に伴う仕様変更内容
- 提供開始日以降に新規でSSLサーバー証明書取得及びSSL設定されるドメインの場合
SNI-SSLでのご提供となります。
本変更に伴い、グローバルIPアドレス追加(月額500円:税別)は不要となります。
- 既にSSLサーバー証明書を設定済みのドメインの場合
ご利用中の方式と同じ方式でのご提供となります。
IPアドレスベースの場合、グローバルIPアドレス追加(月額500円:税別)は今まで通り必要となります。
※同一サーバでも既にSSL設定をされている設定ドメインとされていない設定ドメインとで提供方式が異なります。
例)s0000.mngsv.jpで以下のような場合
example1.co.jp(既にSSL設定済み) → IPベースSSL(IPアドレス追加:必要)
example2.co.jp(SSL未設定) → SNI-SSL(IPアドレス追加:不要)
4.変更対象のオプションサービス
- クイック認証SSL(1年/2年)
- 企業実在認証SSL(6ヶ月/1年/2年)
- SSL証明書設定
- グローバルIPアドレス追加
5.IPアドレスベースのSSLとSNI-SSLの違い
SNI-SSLはサーバに紐づくIPアドレスを利用するため、DNSレコードの変更が不要となります。
SSLの設定時に必要であったグローバルIPアドレスが不要となります。
<https://IPアドレス>など、IPアドレスを指定した形ではWEBコンテンツへのアクセスはできません。
<説明図>
http://support.mngsv.jp/uploads/2019/06/SNI-SSL.png
6.注意事項
- IPアドレスベースのSSLからSNI-SSL、およびSNI-SSLからIPアドレスベースのSSLへの変更はできません。
- 本変更に伴い、Active!Mail利用時にIPアドレスでアクセスしている場合にはアクセスができなくなります。
- Active!mailの利用方法については以下サポートサイトをご確認下さい。
Active Mail 利用方法(ログイン方法)
https://support.mngsv.jp/option/activemail/n03/