ディレクトリ構造
ディレクトリの構造
サーバ内のディレクトリは以下の様な構造になっています。
ルートディレクトリ直下のディレクトリのパーミッションについては当社が環境に応じて適正に維持管理いたします。お客様でのパーミッションの変更は行わず、設定状態※1のままご利用ください。(パーミッションについては、「パーミッション」のページを参照願います。)
管理者ID(webmaster)でFTPサーバに接続した場合は、上記の全てのディレクトリが見えます。
ユーザIDで接続した場合は、上の表の(username)がルートディレクトリとして見えます。
※/home/adminの所有者※2は管理者(webmaster)、/home/(username)の所有者※2は作成ユーザ(username)です。そのため、管理者(webmaster)が/home/(username)直下に書き込みをすることはできません。
※1 設定状態が変更されていた場合、当社側で強制的に書き換える場合がございます。
※2 所有者と権限については「パーミッション」を参照願います。
■管理者用ディレクトリ
ディレクトリごとの詳しい説明は下の表を参照ください。
なお、こちらの表では各ディレクトリを絶対パス※3で表記しています。
※3 絶対パスとは、ルートディレクトリから対象のディレクトリまたはファイルまでの経路をすべて書いたものです。例えば、「/」(ルートディレクトリ)の中にある「bin」は「/bin」、「/」の中の「home」の中の「abc」は「/home/abc」と表します。
/(ルート) | ルートディレクトリはお客様のサーバ内で一番上の階層のディレクトリです。 他のディレクトリやファイルは、すべてルートディレクトリの中に置かれています。 |
backup | お客さま用バックアップデータが置かれます。 |
cgi-bin | CGIのファイルを置くディレクトリです。 http://www.[ドメイン名]/cgi-bin/でコンテンツを確認できます。 |
cgi-bin.stage | ステージング用のCGIファイルを置くディレクトリです。 ステージング機能を利用すると、cgi-binディレクトリと入れ替わります。 http://www.[ドメイン名]:11180/cgi-bin/でコンテンツを確認できます。 |
cgi-data | データの保存等にご利用ください。 |
conf | お客さまにて操作はできません。 |
home | 各ユーザのディレクトリが設置されます。 /adminはドメイン管理者でログインするディレクトリです。 /(ユーザID)は、ユーザIDでサーバにFTP接続するとこのディレクトリがルートディレクトリとして見え、管理者用や他のユーザ用のディレクトリは見ることができません。 /Maildirに、メールの利用に関連するデータが格納されます。 /dataディレクトリは、データの保管等にご利用下さい。 |
html | httpまたはhttpsで公開するコンテンツを置くディレクトリです。SSL証明書を設定した場合、https://www.「ドメイン名」でも公開することができます。 |
html.stage | 公開用ディレクトリとは別に、ステージング用に公開するコンテンツを置くディレクトリです。ステージング機能を利用すると、htmlディレクトリと入れ替わります。 http://www.「ドメイン名」:11180/、https://www.「ドメイン名」:11443/でコンテンツを確認できます。 |
log | アクセスログ・エラーログファイルが置かれるディレクトリです。 |
share | サーバ内で各ドメインからアクセス可能な領域を作成するディレクトリです。 共通ディレクトリの注意点はこちら |
tmp | 一時格納ディレクトリとして、ご利用ください。 |
var | phpの設定ファイル等が設置されます。 |
■ユーザ用ディレクトリ ※
/home/「username」 | ユーザ用のコンテンツを置くディレクトリです。「username」の部分はユーザID名です。例えば、「abc」というユーザのディレクトリは /home/abcとなります。 ユーザIDでサーバにFTP接続するとこのディレクトリがルートディレクトリとして見え、管理者用や他のユーザ用のディレクトリは見ることができません。 |
※ユーザ用ディレクトリにファイルを保管はできますが、WEBコンテンツとしては公開できません。
共通ディレクトリ注意点
- ftpではアクセスできません。sftpもしくはファイルマネージャでアクセスしてください。
- 本ディレクトリ内に作成したファイルは、同一サーバ内の他のドメインからアクセスすることができます。
他のドメインから参照されたくないファイルは保存しないでください。 - 本ディレクトリは、/data/shareにシンボリックリンクされております。
また、スティッキービットのディレクトリとなっておりますので、誰でも読み書きは出来ますが、作成・設置されたファイルの所有者だけしか削除することが出来ません。 - 作成したファイルのowner/groupを変更することはできません。
- 本ディレクトリに作成・設置したファイルの容量は、作成・設置したドメインのディスク使用量にカウントされます。
- ドメインを削除しても、本ディレクトリに作成したファイルは削除されません。
万一、共通ディレクトリにファイルを設置したまま、ドメインを削除された場合は、他のドメインの管理者からも消すことが出来なくなり、サーバ容量がその分消費されて状態になります。ドメインを削除される場合にはご注意願います。